2026年2月に行われた「第35回日専連全国児童版画コンクール」において、全国421校29,479作品の中から、帯広市立愛国小学校4年(当時)高橋宗佑さんが全国1位の文部科学大臣賞、清水町立清水小学校2年(当時)大西恵衣さんが全国3位の日本版画協会賞、帯広市立森の里小学校4年(当時)竹内凰将さんが全国6位の新日本造形賞を受賞されました。
文部科学大臣賞
帯広市立愛国小学校4年(当時)高橋宗佑さん
文部科学大臣賞 コメント
「ハンバーグのタネ、せいさく中!」は、学校に来てくれたシェフたちと全校児童で料理をしたときの場面です。たくさんの写真の中からどれにするか迷いましたが、ハンバーグのタネと手が大きく写っているこの場面がいちばん印象に残ったので、この写真を選びました。
彫るときに特にがんばったところは、エプロンのシマエナガのもようです。エプロンについているたくさんのシマエナガのりんかくを、三角刀を使って一つ一つていねいに彫りました。とても時間がかかりましたが、最後まであきらめずに彫り上げることができました。
お母さんから、ぼくの作品が「文部科学大臣賞」に選ばれたと聞いたときは、びっくりすると同時に、とてもうれしい気持ちになりました。お父さんもお母さんもとても喜んでくれたので、版画を一生けん命がんばってよかったと思いました。
愛国小学校4年 高橋宗佑
高橋宗佑さんは、1年に1度行われる学校行事「シェフとの調理」の場面を題材として選びました。ほかにも行事がいろいろある中でこの場面を選んだのは、自分たちが育てた野菜をシェフと一緒に調理し、おいしく食べることができた体験が心に強く残っていたからだと話してくれました。
彫りの段階では、背景から彫り始め、洋服、手、顔へと進めていく順序で制作を進めるよう指導しました。宗佑さんのエプロンには細かなシマエナガの柄が描かれており、省略することも考えましたが、「がんばって彫りたい」という強い気持ちがあったので、その思いを大切にして制作を続けました。結果として、最後まで粘り強く丁寧に彫り上げることができました。
また、ハンバーグのタネの独特の質感は彫刻刀だけでは表現が難しかったため、「石を打ち付ける技法」を取り入れ、石と金づちを使って質感を表現しました。
人物の笑顔もとても印象的で、当時の楽しかった様子が見る人に伝わってくる、温かみのある素晴らしい作品となりました。
愛国小学校 教諭 木下 英之
日本版画協会賞
清水町立清水小学校2年(当時)大西恵衣さん
新日本造形賞



